しないことをしない
朝から晩まで私達は情報の渦中にいます。
Twitterのトレンドをチェック、インスタで次から次へと現れる新商品を見て、テレビでコロナのニュースに辟易としながら職場へ行き、僅かな休憩時間にyahooトピックスをクリックする。
今の世の中はよっぽどの意思を持たないと、情報から離れられないようになっています。そして、ありとあらゆる情報に晒され続け、人は「〇〇しなきゃならないこと」に追われています。
仕事を頑張るだけじゃなくて家庭も両立しないといけない。
頑張り続けないと負け組になるけどがんばりすぎてストレスを溜めてもよくない。
1日は24時間しかないのだからもっと時間を有効に使わなければダメだ…etc
この本の著者、phaさんはそんな風潮に疑問を呈し、「それって本当にやらなきゃならないの?」と一つ一つ解決策を教えてくれます。
phaさん自身が会社勤めに向かず会社を辞めてフリーランスで生活されている方なので、そういう人間がどうしたら無理無く幸せに暮らせるかということも考えられています。
かく言う私も集団生活に向かないタイプ。去年から家族のライフスタイルが少し変わったこともあり、 これからの働き方について最近良く考えるようになりました。
人生を深刻に考え過ぎず、セルフケアを大切にし、閉じない生き方をする。この3つがphaさんの考えの根底にあるように思えます。
「〇〇しなきゃいけない」に囚われすぎて閉塞感を感じている人に是非読んで欲しい本です。
キンドル版はこちらから